036.飛べない羽
自由に飛べる羽を持っているのに羽ばたけない
傷つき 疲れ果てた 可哀想な小鳥さん
誰もが憧れる羽を持っているのに羽ばたけない
傷つき 疲れ果てた 可哀想な小鳥さん
広い空はすぐそこに
いつもならあの空を飛べるのに
羽ばたくものはすぐそばに
いつもならすぐ空に行けるのに
その羽は飾りにしかなっていないから
今はただ邪魔なだけ
切り落としてしまいましょうか
価値がないものに用はないでしょう?
使えないものには価値を見出せない
だから捨ててしまいましょう
私たちはそうやっていろんなものを
切り捨ててきているのだから
2011.8.5
ただの飾りで、それが自分にとって邪魔になるなら捨ててしまえ。
まぁ、そうなるといえばそうなるのでしょう。余計なものは排除する。そういう仕組みの生活な気もします。
ただまぁ……、なかなか思い切って捨てられないものなんですけどね。